婚約指輪と結婚指輪には明確な違いがあります。
分かりやすく「目的」「デザイン」「タイミング」に分けてご説明いたします。
1.目的
「婚約指輪」と「結婚指輪」を渡す目的は何でしょうか?
「婚約指輪」は婚約の証として、結婚前に相手に贈る指輪です。
ですので、結婚したいお相手様に自分の結婚の意志を示すのが目的となります。
さらにその後はお相手様のご家族様にもその意志を表す必要があるため、重要な指輪となります。
お相手様のご家族様の心象も良くなるため、用意すべき指輪です。
対して「結婚指輪」は 結婚式で交換し、結婚生活を始める証として着ける指輪です。
夫婦お二人の絆の証とも言います。
左手の薬指に同じデザインの指輪を着けることで夫婦だと誰が見ても分かるようになります。
ちなみに左手の薬指に着ける理由は諸説ありますが、
古代ローマでは、左手の薬指に「愛の静脈(Vena Amoris)」が通っていると信じられていています。
この静脈は心臓に直接つながっていると考えられ、心臓は愛情や感情を象徴する器官として、
左手の薬指を結婚指輪をはめるのに最も適した場所とされたそうです。
2.デザイン
婚約指輪と結婚指輪にはデザインにも大きな違いがあります。
「婚約指輪」は一般的にはダイヤモンドなどの大きな宝石が中心にあしらわれ、
豪華で目立つデザインが特徴です。
ドラマなどでよく見る、男性様がプロポーズをしようとケースを開けて出てくる指輪デザインが
思い浮かべやすいでしょうか?女性の憧れの形ですね。
「結婚指輪」というと婚約指輪と違い、一般的にシンプルで日常生活に適したデザインが多いです。
ダイヤモンドをあしらうこともありますが、婚約指輪ほど派手ではありません。
毎日着けるからこそ着けやすい形やデザインを選ぶ方が多いのではないでしょうか。
女性様は結婚指輪の上に重ねて婚約指輪を重ねて着ける方も多いので、
結婚指輪と共にデザインを見て決める方も多いです。
3.贈るタイミング
最後は贈るタイミングです。1と2で説明したのでお分かりかと思いますが、
「婚約指輪」はプロポーズの際に、結婚を前提にお互いの約束を象徴するために贈られることが一般的です。
ですので、プロポーズのタイミングにはなくてはなりません。
ブランドやデザインにもよりますが、作成期間が約2か月必要ですので、
プロポーズの2~3か月前に注文することをおすすめします。
「結婚指輪」は夫婦となるご入籍日から着けるのが一般的です。
昔は結婚式と入籍が同日か前後のことが多かったため、結婚式までという方もいらっしゃいましたが、
正式に夫婦となる、苗字が同じになる入籍日には夫婦としての証を身に着けたいですよね。
結婚指輪は作成期間が約2~3か月かかるためより早めの準備が必要です。
違いは分かりましたでしょうか?
プロポーズやご結婚をお考えのお二人には重要なプロセスですので
ぜひ知っていてくださいね。
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