Mele diamond メレダイヤモンドについて
メレダイヤモンドとは
メレダイヤモンドは、脇石や飾り石に使われる直径3㎜程の小粒なダイヤモンドのことです。フランス語のMelee(メレ)が由来で「小粒石」という意味合いがあります。国や地域によって基準は異なりますが、その名の通り、一般的に0.1ct以下のダイヤモンドを指すことが多いようです。小さいながらも沢山の光を集めて反射し華やかさをプラスします。
メレダイヤモンドは婚約指輪ではメインとなるセンターダイヤモンドを引き立たせ、結婚指輪では上品な印象になり、ブライダルリングにはなくてはならない存在です。その他にもエタニティリングに配され華やかさを倍増、ネックレスや高級時計など様々なファッションジュエリーにも使用されています。
ダイヤモンドの品質により、メレダイヤモンドにも違いがあります。
メレダイヤモンドのカットとは
ダイヤモンドのカットや研磨には種類があります。
その中でも比較的スタンダードなのがラウンドブリリアントカットです。
今から100年以上も昔に反射や屈折率など数学的考慮から生み出された、ダイヤモンドが最も美しく輝く丸型のカットです。一般的な婚約指輪のダイヤモンドに使われているものと同じで、カット面数は58面あります。直径が1㎜や2㎜という繊細な小さいサイズのダイヤモンドでも、しっかりと58面体にカットされています。
メレダイヤモンドには、センターのメインとなるダイヤモンドと同じように1つ1つ丁寧に選定を行い、ダイヤモンドの輝きを最も美しく引き出すと言われるハート&キューピットのメレダイヤモンドもあります。専用スコープでダイヤモンドを覗くと、対称性と形のバランスが取れているダイヤモンドにのみ、8つのハートと8本の矢の模様が現れます。品質、そしてかわいらしさのインパクトがあり、どんなに小さなダイヤモンドでも厳しい基準を設けて厳選されています。
その他、日本でジュエリーに使用されることは少ないですが、ラウンドブリリアントカットと同じ丸型でありながら、カット面数が少ない17面体で研磨しているのがシングルカットです。ダイヤモンドは小さくなるに従って、面の大きさも小さくなります。面数は少ないのですが、その分1つ1つの面が大きいので強い輝きを放ちます。