婚約指輪は必要?婚約指輪の歴史と意味をご紹介2024年最新版!

婚約指輪と花束

婚約指輪の歴史

婚約指輪の起源は、古代エジプト時代の象形文字まで遡ります。

当時、エジプトで結婚を意味する象形文字は、永久に途切れないものを意味する「円形」が用いられていました。

さらに、結婚を誓う夫婦は、円形の麻を交換し合っていたといいます。

その後、紀元前1世紀頃の古代ローマで、婚約の儀式として、鉄製の輪(リング)を相手に贈るようになったのが、現在のいわゆるプロポーズの始まりだといわれています。

始めは鉄製だった婚約指輪が、後に金やシルバーへと変わっていき、15世紀のヨーロッパで初めて、ダイヤモンドで作られた婚約指輪(エンゲージリング)が登場しました。

15世紀というと、1400年代ですが、欧米でも婚約指輪を贈る習慣が普及したのは、1800年代の19世紀からなので、当時の文化の最先端はヨーロッパであったことが、婚約指輪からも伺えますね。

日本で婚約指輪を贈るようになったのは、欧米よりもさらに遅く、1960年代頃だと言われています。 欧米の文化が日本でも広まり、男性から女性へ、プロポーズと同時に婚約指輪を渡すのが定着していったわけですね。

婚約指輪は「給料3か月分」の真実

一昔前には、婚約指輪といえば「給料3か月分」のイメージが定着していました。

しかし、これは実際の相場ではありません。

1880年に誕生し、現在まで脈々と続く、ダイヤモンドの採掘・流通・加工・卸売を担う大企業である現「デビアスグループ」が、1970年代に打ち出した広告キャンペーンのフレーズです。

いち広告のフレーズが、日本でここまで浸透したのは、当時の有名芸能人が、記者会見で「給料3か月分の指輪を贈りました」と発言したのも、大きな要因のようです。

婚約指輪は必要?大切な人へ贈る意味とは

遥か昔の紀元前から、婚約相手に贈りものをすることが、現代まで続いています。

贈るものは時代とともに、多少変化していますが、婚約という神聖な誓いにおいて、現代でも婚約指輪の形で残るのはなぜでしょうか。

本記事の最後に、「大切な人へ婚約指輪を贈る意味」について、考えてみたいと思います。

形として残るプロポーズの思い出

プロポーズは、その二人が共に歩む人生で、一生に一度の大切な瞬間です。 婚約指輪は、その瞬間を切り取って形にした、思い出の1つでもあります。

婚約指輪を見る度に、男性は当時の緊張や、OKの返事をもらった喜びを、女性はプロポーズされた瞬間の驚きや、感動を鮮明に思い出せることでしょう。

周りの人たちへ婚約したことを伝える

婚約指輪を身につけることで、職場の人や周りの友人に、婚約したことを伝えることができます。

「婚約しました」と直接伝えるのが少し恥ずかしい方も、婚約指輪に気付いた周りの人たちから、お祝いの言葉をかけてもらえるでしょう。

婚約の証

婚約指輪を贈る最大の理由は、これから夫婦になる二人が、いつでも見て実感できる「婚約の証」という、大切な役割を持つからです。

これから待つ、幸せな結婚生活を想像し、二人の愛もさらに深まることでしょう。

仙台で婚約指輪選びにお悩みならWEDY仙台一番町店へご相談ください

婚約するうえで、婚約指輪を贈ることは、法律で定められた義務でもなんでもありません。

それにもかかわらず、多くの方が、大切な人へのプロポーズで婚約指輪を贈られているのはなぜか。

その意味や理由を考えると、それだけで幸せな気持ちになりますね。

これから、大切な人へのプロポーズを考えている方、婚約指輪選びでお悩みの方は、ぜひWEDY仙台一番町店のコンシェルジュへご相談ください。

ご予算やお好みのデザインなど、ご希望に沿った婚約指輪を心を込めてご案内させていただきます。